上原勇作(日露戦争陸軍 第4軍参謀長)
meiji
上原勇作
陸軍軍人、陸軍大臣を務める。軍人としての最終階級は元帥陸軍大将。
17歳から野津道貫の書生をしていた。野津から今後の工兵の重要性を聞かされていた上原は、陸軍士官学校では工兵科に進学。
同期となる第1回卒業生には秋山好古や藤井茂太がおり、同期の秋山好古が日本騎兵の父なら、上原勇作は日本工兵の父とよばれるようになる。
日清戦争では岳父・野津道貫率いる第1軍の参謀、日露戦争でも岳父・野津道貫率いる第4軍の参謀長を務め、猪突猛進型の野津と冷静な上原のタッグは多くの軍功を残す。
のち、第2次西園寺内閣では陸軍大臣をつとめる。