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奥保鞏(軍服)

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奥保鞏(軍服)

奥保鞏
陸軍軍人。最終階級は元帥陸軍大将。 西南戦争では政府軍として熊本篭城戦に参加。城を包囲する薩摩軍を突破し、政府軍に連絡する勇猛な活躍をみせる。 日清戦争では第1師団長に転任する野津道貫の後を受けて、第5師団長を担当。日露戦争では第2軍司令官として出征。日露戦争後、児玉源太郎の急逝を受け陸軍参謀総長に就任。 非薩長出身のなかでも佐幕側の小倉藩出身であるにも関わらず、奥保鞏は異例の抜擢を受け続ける。その指揮統帥能力への信頼は厚く、日露戦争でも軍司令官や参謀を選出する際に「奥だけは外せまい」というのが陸軍内の一致した見方であった。

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