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乃木静子 陸軍大将・乃木希典の妻。20歳のとき、同郷の伊地知幸介や野津鎮雄らの勧めにより、乃木希典と結婚(乃木は鹿児島の女子しか嫁に貰わぬ、と常々言っていた)。 日露戦争に出征する夫・希典と2人の息子(勝典・保典)らに、戦死したときに遺体が異臭を放つと不憫であるという理由で、当時非常に高価だった香水を持たせた逸話は有名(銀座の資生堂で購入)。 1912年9月、2ヶ月前に崩御された明治天皇の後を追い、乃木希典とともに殉死。