明石元二郎(軍服)
明石元二郎
陸軍大将。日露戦争時、明石は表立った活動ではなく諜報活動を担当。ロシアの国情研究や情報収集にとどまらず、反政府組織とコネクションを作り、彼らを通してロシア政情を不安定にさせる多数の工作(ストライキ、サボタージュ、武力蜂起など)を行なう。
ロシア国内だけではなく、ヨーロッパ全土の反ロシア政府組織に活動資金供給や武器提供などを行なっていたが、巧みな交渉で参謀総長・山県有朋から資金を引き出し、スケールの大きな活動を実現。
明石元二郎の工作活動により、ロシア国内に政情不安が広がったといわれている。
日露戦争後は第7代台湾総督に就任。台湾人も日本人と等しく教育を受けられるよう法改正を行なったり、華南銀行を設立するなど、その功績は大きい。
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