松永久秀 浮世絵( 月岡芳年 画「弾正忠松永久秀」『芳年武者牙類』)
松永久秀
松永弾正(まつながだんじょう)としても知られる。
数々の裏切りや時の将軍殺害、東大寺大仏殿の焼失などにより、日本三大梟雄のひとりに数えられる(ほか、北条早雲、斎藤道三)。
はじめは三好長慶に仕えたが、長慶の死後に三好三人衆とともに第13代将軍・足利義輝を殺害して、久秀は畿内を支配する(永禄の変)。のちに、義輝の弟・足利義昭を奉じて上洛した織田信長に降伏して家臣となるが、これを裏切ること三度。最後は、織田軍に包囲された信貴山城で名器・平蜘蛛茶釜とともに爆死するという壮絶な最後を遂げた。(一説には、天守で平蜘蛛を叩き割ったとも伝えられる)
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