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顕如の肖像画

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顕如の肖像画

顯如
本願寺第十一世法主。各地の大名支配を脅かした一向一揆を掌握しつつ、細川家や公家との姻戚づくりを進めることで、大名に匹敵する支配力を持つ。本願寺教団は顕如の時代に最盛期を迎える。 1570年には織田信長と開戦。将軍・足利義昭、甲斐の武田、近江の浅井、越前の朝倉らと信長包囲網を張り、信長を相手に互角に渡り合う。(織田・本願寺の一連の抗争は石山合戦と呼ばれる) しかし、信玄の死や浅井・朝倉の滅亡により信長包囲網は破綻。顕如率いる本願寺も朝廷に和平の仲介役を依頼。1580年に講和、大阪の石山本願寺を明け渡した。 信長没後、秀吉により京都の七条堀川の地を与えられ、本願寺教団を再興。

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