bakumatsu
福地桜痴 本名は福地源一郎(ふくちげんいちろう)。桜痴は号。 長崎で医師の息子として生まれた。幕末には「江湖新聞」を刊行。ジャーナリストとして危険を顧みずに新政府を批判し、明治初の言論弾圧事件の当事者となる。明治に入ると、政府系の『東京日日新聞』を発行する日報社にて社長をつとめジャーナリストとして生きた後、劇作家に転身。東京木挽町の歌舞伎座開設にかかわり、座付き作家として活躍した。