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荒井昌一(FMW社長。リングで『翼をください』を熱唱した)

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荒井昌一(FMW社長。リングで『翼をください』を熱唱した)

荒井昌一
かつて存在したプロレス団体『FMW』の社長、およびリングアナウンサー。 1989年に大仁田厚が旗揚げしたFMWに入社し、当初はリングアナウンサーや子会社の広報部長をつとめていたが、大仁田の引退にともない社長就任した。 社長就任後は、裏方だけではなくリング上にも積極的に上がり、プロレスラー冬木弘道やハヤブサなどと虚実いりまじったドラマを繰り広げ、人気を博した。 一方で、CS放送ディレクTVの放映中止などで団体経営は悪化。なんとか団体を継続させようとヤミ金なども含めて金策に走り回った。しかし、奮闘むなしくFMWは倒産。荒井はヤミ金などの取り立てから逃れるために姿を隠していたが、公園で首を吊って亡くなっているのを発見された。 荒井社長が、苦闘のなか、リング上でみずからギターを奏でつつ『翼をください』を熱唱した姿はいまでもファンに語り継がれている。

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