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松井須磨子(公私のパートナー島村抱月と芸術座を立ち上げた)

taisho

松井須磨子(公私のパートナー島村抱月と芸術座を立ち上げた)

島村抱月
日本における新劇の普及に貢献した劇作家・演出家。不倫関係にあった看板女優・松井須磨子と劇団芸術座を設立。順調な創作活動をしていた矢先、島村はスペイン風邪により急死してしまう。その後松井須磨子も島村の後を追い自殺。二人が立ち上げた芸術座は解散となった。

松井須磨子
劇団芸術座の看板女優。芸術座をともに立ち上げた劇作家・演出家の島村抱月との不倫関係で世間から糾弾されたが、松井須磨子は舞台での公演でこれを跳ね除ける。なかでもし、『復活』(原作・トルストイ、訳・島村抱月)のカチューシャ役が当たり役となり、主題歌『カチューシャの唄(復活唱歌)』も大ヒットとなった。(ちなみに松井須磨子が日本ではじめての歌う女優である)。人気絶頂だった1918年、最愛の人である・島村抱月がスペイン風邪により急死。松井須磨子も2ヶ月後に後を追って自殺。彼らが立ち上げた芸術座は解散となった。

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