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茶屋四郎次郎の木像(京都府京都市の本能寺 所蔵)

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茶屋四郎次郎の木像(京都府京都市の本能寺 所蔵)

茶屋四郎次郎
京の豪商・茶屋家の初代当主で、徳川家康の御用商人。 茶屋家は、角倉了以の「角倉家」と後藤庄三郎の「後藤家」とともに「京の三長者」といわれる。茶屋家の当主は代々「茶屋四郎次郎」を名乗り、初代は名を清延という。 早くから徳川家康に仕え、軍需品の調達をはじめ上方の情報提供、京における家康の旅宿などを務めた。また、三方ヶ原の戦いなどの合戦にも参加し戦働きもしたという。1582年の本能寺の変の際、堺にいた家康にいち早く一報を伝え、のちに「神君伊賀越え」と呼ばれるようになる脱出劇を提案、見事に家康を岡崎に帰還させることに成功した。この功により家康の御用商人に取り立てられた。また、豊臣方との調停役も担ったという。

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