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本荘繁長の錦絵/浮世絵(作・歌川国芳)

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本荘繁長の錦絵/浮世絵(作・歌川国芳)

本荘繁長
上杉家の重臣で越後本庄城主。通称は弥次郎。号は雨順斎全長。官位は越前守。 上杉謙信に仕え、川中島合戦や関東出兵などに参加し各地を転戦、持ち前の武勇をもって大いに武功をあげた。 しかし、1568年、謙信からの独立を図り武田信玄に通じて挙兵した。繁長の居城・村上城は上杉軍に包囲されたが繁長は夜襲をもって包囲軍に大打撃を与えた。だが、翌年、上杉軍の猛攻に耐え切れずついに降伏、嫡男を人質に差し出し帰参を許された。 上杉謙信の死後に勃発した後継者争い「御館の乱」では上杉景勝を支持し、その相続に貢献し、その後は上杉家の重臣として活躍した。 1598年に景勝が会津に転封されると田村郡守山城代に任じられ、その後、信夫郡福島城代となった。

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