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池坊専好(2代目) 江戸時代前期の華道家、池坊32世。「立花(りっか)」の大成者として知られる。初名は専朝。当時の宮廷文化の中心的存在だった後水尾天皇(院)の寵愛を受け、宮中立花の指導者として「紫宸殿御立華会」など数々の立花会で活躍、池坊の指導者としての地位を確かなものとした。専好の立花の特徴は、豪壮で芸術性の高い様式に構成したところにあり、200点余りの立花図が京の曼殊院などに残る。