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山崎闇斎 江戸時代前期の儒学者、朱子学者、神道家、思想家。闇斎は号で、通称は嘉右衛門、字は敬義、諱は嘉。垂加神道の創始者として知られる。君臣・師弟の関係を厳格に説き、大義名分を重視するその思想は、のち幕末の尊王思想に大きな影響を与えたといわれる。3代将軍・家光の弟で会津藩主・保科正之の師を務めたことも。門弟6000人ともいわれ、弟子に佐藤直方、浅見絅斎、三宅尚斎らがいる。墓所は京都市左京区にある金戒光明寺。