左:マダム貞奴(川上貞奴)と右:川上音二郎
meiji
川上音二郎
決まり文句「オッペケペー」で一世を風靡した興行師。歌舞伎(旧劇)が全盛だった時代に『改良芝居』をぶち上げ、演技の素人である書生をあえて演者として舞台にあげるという革新的なことを行う。川上の試みは書生芝居とよばれ一大ブームを巻き起こしたことから、『新派劇の父』とよばれた。日本の女優第一号であるマダム貞奴こと川上貞奴は妻。
川上貞奴
日本の女優第一号。夫である川上音二郎とともに、演劇改良を推し進めるとともに、日本初の海外公演でロンドンやパリをまわり、『マダム貞奴』とよばれ大好評を博した。