坂本乙女
本名は留(とめ)であり、乙女(をとめ)は当て字である。
いわずと知れた坂本龍馬の実姉。身長176cm、体重113kgという大柄で、ついた異名は「坂本のお仁王様」。
薙刀が得意であったことは有名だが、その他剣術・弓術・水泳などの武芸や、三味線・舞踊・絵画・浄瑠璃まで身につけていた大変な才能人である。
脱藩から会社設立まで破天荒な生き方をする弟・龍馬のよき理解者であり、龍馬も乙女には手紙で近況を報告していた。
1856年、医師・岡上樹庵に嫁ぎ、1男1女をもうけるがわずか数年で離婚。以後、実家に戻る。